私たちの風土

私たちの風土

 私たちの蔵がある都城市は、宮崎県の南西端、古くは薩摩藩の領地でした。宮崎と鹿児島の両方の文化が流れ込み、地の利を活かしながら独自の文化で発展を遂げた「農林畜産業」の街です。
 広大な大地が育む農畜産物を活かし、人気の加工品を生み出すチャレンジ旺盛な土地柄で、全国に名を馳せる食品・飲料メーカーも数多くあります。
 北西は霧島山、東は鰐塚山系に挟まれた都城盆地は、高温多湿、発酵に適した土地柄。街の中央を流れる大淀川の支流、庄内川にかかる「関之尾滝(せきのおのたき)」は「日本の滝百選」の一つ。地下には、霧島山系や滝部から湧き出る豊富な湧水が溜まり、清らかな水を大量に使う焼酎造りには、とても恵まれた場所です。